Gruntの復習 (1)インストールから初期設定
2014/1/2
Gruntは使っていたのですが、さわりしか使っていない気がしたので、整理も兼ねて学び直すことにしてみました。ちなににGruntのバージョンは0.4.2を使用しています。
インストール
Node.jsのインストール
Gruntの実行にはNode.jsが必要ですので、インストールします。
公式サイトのダウンロードからパッケージを入手してもよいですし、nodebrewを使うのも手です。
grunt-cliのインストール
Gruntのcliツールであるgrunt-cliをインストールします。
Node.jsのパッケージマネージャーであるnpmから、以下のコマンドでグローバル(システムで共有)インストールします。-gがグローバルインストールのオプションです。
npm install -g grunt-cli
プロジェクトへの導入
package.jsonの作成
Gruntの実行には、npmで使用するモジュール群の依存関係やバージョンを管理するpackage.jsonが必要です。この作成のため、プロジェクトの適当なディレクトリ(トップディレクトリなどでよいと思います)などで以下のコマンドを入力します。
npm init
すると、プロジェクト名やバージョン等々聞かれますので、それに答えていくとpackage.jsonができます。ちなみにnameとversionを書いておけば、あとは削除してもOKのようです。
gruntのインストール
先程はcliツールのgrunt-cliをインストールしましたが、今度は本体のgruntをインストールします。これはグローバルである必要はありませんので、package.jsonのあるディレクトリにて、以下のコマンドを実行してインストールしましょう。
npm install grunt --save-dev
ちなみに--save-devがは、このコマンドでインストールしたモジュールをpackage.jsonの記述にも追加する便利なオプションです。このように、必要なモジュールとして追加されています。
{ "name": "grunt-test", "version": "0.0.0", "devDependencies": { "grunt": "~0.4.2" } }
このように、package.jsonに必要なモジュールを記述しておくと、package.jsonを受け取った人はpackage.jsonのあるディレクトリでnpm install
を実行するだけで記述モジュールをインストールすることができます。複数人での開発などに有用ですね。
で、次は実行するタスクを記述するGruntfile.jsの作成ですが、今日はこのへんで次回に。